沸騰させてもカルキ(残留塩素)は無くならないって本当?意外と知らない水道水の「におい」の話

「水」にまつわるさまざまな疑問を、タカギ研究所のエキスパートにきく連載企画の第4回。

今回は、水道水を飲んでいて気になる「カルキ」のにおいについて。浄水器を通さずに水道水を飲んだ際、独特のにおいが立ち上ってくるのが気になる、という方も多いのではないでしょうか。水道水に含まれる塩素と、効率的な除去方法について、タカギ研究所の泉さんにきいてみました!

登場人物紹介

水ノ内さん

タカギの浄水器を愛用している主婦。毎日の料理や飲み水など、家族の暮らしを支える「水」に関心を持っている。当たり前に使っている水道水のにおいや安全性が気になると、つい調べたくなるタイプ。

水くん

水について疑問や不安があるときに現れる、水の妖精さん。家庭の水の安全について、とても興味があるみたい。タカギの社員顔負けの知識を持っているとか…?気になることがあると、どこからともなく現れるのが特技。

研究所 泉さん

タカギ研究所のメンバー。活性炭の研究を通して、水をきれいにする仕組みを基礎から探究している。休日はラクロスの審判や海外サッカー観戦に熱中するスポーツ派。ラクロスの審判として培った観察力が、研究にも活かされているとかいないとか。。

カルキのにおいは沸騰させるだけじゃ取りきれない?

便利なんだけどな〜、一度身についた習慣ってなかなか手放せないものよねえ。

水ノ内さん、もしかしてお水の悩みがあるんじゃな〜い?

わっ!水くん、いいところに!ちょっと相談にのってほしいの。タカギのカタログを眺めていると、うちに取り付けている浄水器のほかにも、デザイン・形もいろんな種類があるじゃない。

うんうん、大掛かりな工事不要で、おうちの蛇口にサッと取り付けられるタイプもあるね!

水道水がおいしくなるだけじゃなく、蛇口にシャワー機能が追加されて家事の時短にもなるから、実家のお母さんに贈ってあげたいと思って連絡してみたのね。

とってもいいと思う!水ノ内さんやっさし~!

それがね、お母さんったら「お水は沸騰させてから使うのが習慣になっちゃってるし、浄水器はウチにはもったいないわよ」って言うの!こんなに便利なのに〜!

なるほど〜。水道水を沸騰させてから使うよって人、けっこう多いよね。
浄水器を使ったことがなければ、なおさら遠慮しちゃうかも。

私は沸騰させたお水でも、まだちょっとプールみたいなにおいがするなあって思うの。沸騰させるだけじゃ、カルキ(塩素)のにおいは取りきれないんじゃないかと思うんだけど……。

わかる!水道水のにおいって、けっこう気になるポイントだよね。よ〜し、タカギ研究所のエキスパートにきいてみよう!そ〜れ!


パチンッ☆


こんにちは!タカギ研究所の泉です!

わっ、泉さん我が家へようこそ!ちょっと散らかってるけど、どうぞどうぞ。

さすがに4回目ともなると、突然人が現れるのにも驚かなくなったね、水ノ内さん……(笑)

いつも相談に乗ってもらえて助かってるからね……。それでね泉さん、かくかくしかじかなんだけど……。

水道水中の「塩素」について疑問があるんですね。実際、水道水を沸騰させることでどのくらいにおいが軽減できるのか、タカギ研究所で実験してみたことがあるんです。
電気ケトルなどでお湯を沸かしたという想定で、水道水を沸騰させてみたところ、塩素はおよそ半分の量に減っていました。

へ〜!じゃあ、“沸騰させる”っていうのは、におい消しに効果があるってこと?

それがそうとも言い切れなくて……。
タカギ研究所で実験した際の、元の残留塩素濃度は0.6mg/ℓ、沸騰後は0.31mg/ℓ。塩素のにおいを感じるしきい値は、敏感な方だと0.2mg/ℓといわれているので、人によってはまだ塩素のにおいを感じてしまう状態なんです。

においの感じ方は人それぞれだから、敏感な人には気になっちゃう、ってことなんだね〜。

なるほど、それで私とお母さんで、においの感じ方が違ったのかも。

残留塩素って実は複雑で、「沸騰させると抜けやすい成分」と「水に残りやすい成分」があります。なので、お湯を沸かすと前者は減りますが、後者は残ったままなので、完全には取り切れないんです

浄水器だとどのくらい塩素を減らせるの?

浄水場で添加される、およそ最大値の塩素が入った水を指定水量値(タカギの浄水器では1,200L)通しても、塩素を80%以上除去することができますよ。

前に聞いた「80%」の話ね!法律で表示する数値が決められてるっていう。

そうです!1200Lの水を通しても、80%の除去率を維持できているという意味で、タカギの浄水器ならカートリッジの交換時期までずっと80%以上の除去ができますよ。

浄水器を使うだけで80%以上の塩素を取り除けるなら、お湯を沸かすよりも効率的で手間要らずだね〜。

塩素の濃度は自治体によって異なるので、より確実に除去できる方法として、浄水器をおすすめしています。

たしかに、国内旅行をすると「ちょっと水の味が違うかも?」と思うことあるよね。あれは塩素の濃さが関係していたのかも。

塩素濃度だけでなく、温度や水流の強さなど、さまざまな条件を想定して実験を重ねているので、日本のどの地域でも同じようにお使いいただけますよ。

塩素はカルキ臭の原因になるだけじゃない?意外と知らない水道水と料理の関係

そもそも、どうして水道水には塩素が入っているの?

塩素は反応性が高い物質で、水道水中の細菌やウイルスの繁殖を防ぐことができるんです。

えっ、水道水の中に細菌がいるの!?

もちろん、浄水場でしっかり殺菌されていますよ。ただ、浄水場からは水道管の中を通って、ご家庭に届きますよね。その間のお水を清潔に保つために使われるんです。

ぼくが水ノ内さん家に来るまで、ボディガードとして付き添ってくれるってわけ!

なるほど、そういうことだったんだ!においだけで悪者みたいに感じて申し訳なかったかも……。

とはいえ、塩素のデメリットはにおいだけとも言えなくて……。反応性が高いため、お料理に使うとビタミンを分解してしまうことがあるんです。

えっ、そうなの!?ますますお母さんに浄水器を使ってほしくなってきた。お母さんのお料理はとってもおいしいから、栄養が減っちゃうなんてもったいない……。

タカギの浄水器のなかにはとってもお手軽な「蛇口直結型 浄水器 mini Neo」という製品もありますよ!

mini Neoは蛇口の先端に取り付けるだけだし、とってもコンパクトだから、はじめて浄水器を使う人も取り入れやすいと思うよ〜!

いいこときいた!すぐにお母さんにおすすめしてくる!泉さん、ありがとう〜!

今回はタカギ研究所の泉さんに、水道水に含まれる塩素の役割や、水道水を沸騰させた場合と浄水器を使用した場合では、塩素の除去率に違いがあることを教えてもらいました。毎日使うお水だからこそ、手軽においしく飲めることが大切ですよね。

タカギ研究所のエキスパートたちと、水の妖精・水くんに、水道水や浄水器についてじっくり教えてもらった水ノ内さん。お水について理解を深めることで、毎日の生活がより安心で、潤い豊かなものになったそうです。皆さんも、ご自宅の水道水に少し目を向けてみると、新しい発見があるかもしれませんよ。



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